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窒化処理のエキスパート 株式会社カナック

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Q&A

カナック処理はコーティングとは違うの?

Q:カナック処理はコーティングの一種ですか?

Q:カナック処理はガス窒化処理の一種であり、コーティング(PVD/DLC)やメッキとは異なります

カナック処理とコーティングは異なります。

『表面処理』といっても、様々な種類がございます。

 下記イラストでは4種類に分けてあります。

コーティングは【表面被覆処理】の一種で、被膜自体が硬さを有しております。

カナック処理は分類としては【熱拡散処理】の中の【窒化処理】の一種で❝ガス窒化処理❞に分類されます。表面から鋼材の内部に向かって硬化層(図の青色の部分)を形成します。窒化処理の硬さは、この硬化層部分を指し、最表面が最も硬く、内部に行くほど硬さは低下する傾向にあります。

カナック処理はガス窒化ですので、形状を問わず処理を行うことができます。

PVD等では付き難い、深穴の内径や複雑形状の御品物へも均一な効果が得られます。

お客様よりお問い合わせをいただく際に、『膜厚はどのくらい』というご質問をよくいただきます。

こちらに関しては Q&A『カナック処理の膜厚ってどのくらい?をご参照下さい。

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