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窒化処理のエキスパート 株式会社カナック

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Q&A

カナック処理の膜厚ってどのくらい?

Q:カナック処理の被膜の厚み(膜厚)はどのくらいですか?

Q:カナック処理でコーティングした場合、どのくらい付きますか?

A:カナック処理はガス窒化処理の一種であり、コーティング(PVD/DLC)やメッキとは異なります

コーティングをイメージされている場合の『被膜』というものは、カナック処理にはございません。

※カナック処理とコーティングの違いについては、『カナック処理はコーティングとは違うの?』をご参照ください。

『硬さのある部分の厚み』という意味でしたら、硬化層の深さが該当します。

硬化層深さはカナック処理でおおよそ50~80µm程度となります。〈カナック処理とは〉ページに〈技術データ〉材質別硬さ分布曲線 がありますのでご参照ください。

膜厚という視点で、『表面から増寸する部分』という意味であれば、窒化処理で表面に生成されているものは化合物層酸化被膜とよばれるものになります。

カナック処理は化合物層(白層)を生成しない処理※1ですので、化合物層の厚みは0です。

また、ニューカナック処理・AKC処理・EVOLK-S処理の3種類※2については酸化被膜がありませんので❝膜厚❞は0です。

その他の処理に関しては酸化被膜がございますが、処理によって厚みが異なります。

別途お問合せ下さい。

※1 EVOLK-D/D2処理は化合物層が生成されますが、鋼種により厚みが異なります。

※2 ニューカナック処理、AKC処理、EVOLK-S処理は後工程にてショットを行い、酸化被膜を除去するとともに表面に微細な凹凸を形成します。

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