MENU

窒化処理のエキスパート 株式会社カナック

施工事例

  • TOP
  • 施工事例
  • アルミ鋳造2輪ピストン金型の繰り返し処理による寿命向上:ニューカナック処理
ダイカスト金型

アルミ鋳造2輪ピストン金型の繰り返し処理による寿命向上:ニューカナック処理

対象アルミ鋳造2輪ピストン金型
材質
処理名ニューカナック処理

処理結果

※残留応力が100%になった場合、クラックが発生すると仮定したグラフ

8,000ショットごとに再処理をすることで、平均30,000ショットを超え、型寿命も3倍以上となりました。これにより、金型を3型作成するよりも大幅なコスト削減につながりました。

処理効果(表面硬さの向上による)

・クラックの抑制
・ヒートチェックの抑制

ニューカナック処理後、16,000ショットにて同じくクラックが発生し欠損、廃棄となりました。(ヒートチェックは抑制されました。)更新型は金型寿命のクラック発生までの操業を避け、8,000ショットで再処理(残留応力の除去、圧縮応力の付加)を繰り返すことにより長寿命化が可能となりました。

従来の悩み

・クラックの発生
・ヒートチェックの発生
・金属疲労

背景

従来はガス軟窒化を使用し、10,000ショットにてクラックによる欠損を起こし廃棄となっていました。要因としては熱疲労によるヒートチェックの発生と、鍛造時のたわみによる金属疲労が考えられました。

お問い合わせ

各処理に関するご質問やご相談は、
お気軽にお問い合わせください。

ご注文を希望の方

ご注文を希望の方は、
下記からご注文方法をご覧ください。