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窒化処理のエキスパート 株式会社カナック
Q:カナック処理とニューカナック処理は何が違う?
A:簡単に言うとカナック処理 + ショット = ニューカナック処理 です。
弊社処理は、独自のガスを使用しておりますが、AKC処理とEVOLK処理以外は共通のガスを使用しております。
そのため、表面硬さ・硬化層深さ・処理温度は基本的に共通で、処理による違いはありません。
まず、弊社の工程を大まかに図にしてみました。
通常のカナック処理は後工程がありません。
ニューカナック処理は後工程でショットを実施し、酸化膜を取りつつ、表面にµmレベルの微細な凹凸を作ります。
仕上がりの外観はこちら↓ ※材質:SUS304
どちらの処理を選択いただくかは、目的や用途により異なります。
【カナック処理】が選ばれる理由
・表面を硬くしたい。酸化膜はあっても問題ない。
・処理した色が付いていてほしい
・一番安価な処理
・シャープエッジや角部のダレ・カケNG
・鏡面に仕上げる必要があり、面を荒らしたくない
【ニューカナック処理】が選ばれる理由
・酸化膜の削れ(剥がれ)や付着、混入がNG!
・金型の離型性を改善したい
・SUS部品や摺動摩耗部品の滑り性を改善したい
・ダイカスト金型のヒートチェック対策をしたい
処理の選択で困った場合には、ご相談ください!
※ご注意ください※
(株)カナックの処理=カナック処理 と認識いただいている場合があります。
実際にご担当者様やエンドユーザー様に確認を取った際に、『実はニューカナック』、『実はサーフ』といったケースが多々ございます。
処理の種類により効果に違いがありますので、ご依頼いただく前に、念のため確認をお願いいたします。
各処理に関するご質問やご相談は、
お気軽にお問い合わせください。
ご注文を希望の方は、
下記からご注文方法をご覧ください。