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窒化処理のエキスパート 株式会社カナック
樹脂成形金型向け 低Cr鋼への新しい表面処理 EVOLK(エボルク)のご紹介
従来カナック処理では硬さの上昇の少なかった『プリハードン鋼』、『低Cr鋼』をターゲットとし、最表面はさらに硬く、また硬化層の深さも深くすることが可能に。さらなる耐摩耗性、摺動部のカジリなどにお勧めしております。Evolving KANUC(進化するカナック)=EVOLK(エボルク)2021年5月6日より販売開始です。
《 特徴 》
[EVOLK-S] ニューカナック同等の肌荒れの少なさ、溶接性も良好。低温処理の為、寸法変化も極小。
[EVOLK-D] とにかく深く・硬くを追求、2度掛けでさらに深くすることも可能。
※EVOLK-Dは白層が生成されますので、面粗さ・溶接性は低下します。
《 対応鋼種と処理後の硬さ 》
《 硬さ分布曲線 》
カナック・EVOLK-S・EVOLK-D の処理後の硬さ分布になります。
縦軸はビッカース硬さ(HV)、横軸は左端が最表面となり右に行くにつれ表面からの距離が深くなります。
《 面粗さ傾向:EVOLK-S 》
鏡面テストピースへ処理した際の、ニューカナック処理とEVOLK-Sの比較資料となります。面粗度が変化いたしますので、鏡面金型へ処理をご検討いただく際は、事前のテストをお勧めいたします。
処理に関するお問い合わせは…
HP内の問い合わせフォームからご連絡いただくか、本社 TEL:054-644-7988 までご連絡ください。
対応鋼種・技術データも随時追加、詳細資料もご用意しております。
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